【要注意】Windows10へのアップグレードについて
最近お客様より、Windows10へのアップグレードについてのお問い合わせをいただきます。
無料で最新のOSにアップグレード、しかも高速化、いいことづくめのようですが、ちょっと待ってください。
アップグレードを行った後、下記のようなトラブルのご相談が増えています。
[warning]動作が遅くなった
インターネットに繋がらなくなった
ソフトが起動しない
ソフトが消えてしまった
PCが起動しなくなった[/warning]
設定の変更で治る場合もありますが、起動しなくなった場合
OSのリカバリーが必要になる場合もあります。
[note]参考料金として、
OSリカバリー6,000円
リカバリーディスクがない場合はメーカ取り寄せで5,000~8,000円
それに加えて、データ取り出し、メール設定等必要に応じて料金がかかります。[/note]
アップグレードのボタンを押す前に、下記の事項を確認してみてください。
[help]メーカーでWindows10の動作確認はとられていますか?
メーカー製PCの場合、Windows10の動作確認を行ったPCのリストをホームページ上で公開しています。
動作確認リストに掲載されているか確認をしてください。[/help]
[help]バックアップは万全ですか?
起動しなくなった場合、必要なデータが取り出せなくなります。
アップグレード前にUSBやHDDにバックアップを。[/help]
[help]利用するソフトはWindows10で動作しますか?
仕事で利用しているソフトはWindows10で動作しますか?
ソフトウェアメーカーに確認して下さい。[/help]
[help]消えてしまって困るソフトはありませんか?
アップグレードの際、ソフトウェアが消えてしまう場合があります。
再インストール用のディスクやシリアル番号はありますか?[/help]
[help]リカバリーディスクは作成していますか?
アップグレードの後、初期化するためのリカバリー領域が起動できなくなる場合があります。
アップグレード前にメーカー出荷時に復元ができるリカバリーディスクを作成しておきましょう。[/help]
OSのアップグレードは、トラブルが付き物です。
何が起こっても対応できるよう、準備をして行いましょう。
[note]Microsoftはアップグレードを推奨していますが、Windows7は2020年までサポートが行われます。
PC本体の製品寿命も考えて、メーカーの動作確認機種にない場合はアップグレードをしないのも一つの方法かと思います。[/note]